お店を出た後も陽佑は無言のまま、怖い顔をして、足早に歩き続けた。
黙って付いて行くしかないからそうしたけど、心の中はぐちゃぐちゃだ。
私の言い分、もう少し聞いてくれたっていいのに。
何なの? ヤキモチ?
変なところでガキなんだから、もう。
弟じゃないって、ちゃんと言ったじゃん。
何がそんなに気に食わない訳?
気持ちはわからないでもないけど、先輩にまだ気があるみたいな言い方がアタマに来る。
わからないのかな、あいつ。
私が好きなのは、陽祐だけなのに.......
「ねぇ、今日はもう帰る。陽佑と一緒にいても、楽しい気持ちになれないよ。」
「.......わかった。俺もちょっと、気持ちの整理つけたい。」
黙って付いて行くしかないからそうしたけど、心の中はぐちゃぐちゃだ。
私の言い分、もう少し聞いてくれたっていいのに。
何なの? ヤキモチ?
変なところでガキなんだから、もう。
弟じゃないって、ちゃんと言ったじゃん。
何がそんなに気に食わない訳?
気持ちはわからないでもないけど、先輩にまだ気があるみたいな言い方がアタマに来る。
わからないのかな、あいつ。
私が好きなのは、陽祐だけなのに.......
「ねぇ、今日はもう帰る。陽佑と一緒にいても、楽しい気持ちになれないよ。」
「.......わかった。俺もちょっと、気持ちの整理つけたい。」

