seven kisses

「ちょっと待って。それはあなたが一方的にそう思ってるだけでしょ?」

「そうとは限らない!!」

「でも、私は敬志を信じてる。私のこと、大事に思ってないなら此処に呼んだりしない。敬志はそういう人だよ。そんなに好きなら、わかるでしょ?敬志はいい加減な気持ちで、人と向き合ったりしない。」

「.......。」

「あなたの存在、全然知らなかったから、私だって動揺してる。でも、これだけはハッキリ言える。敬志を好きな気持ちだけは、絶対負けない。」

「それは私だって.......。」

「何を言われても、今、敬志の一番そばにいるのは私だから。」

「.......。」

「あなたと話すこと、もうない。」