seven kisses

「ねぇ、俺のこと、早く名前で呼べるようになって。」

「.......うん。」

「じゃ、練習。呼んでみて。」

「........た・く・み。」

「何、緊張してんだよ。」

「だって.......。」

「ま、ちょっとずつでいいよ。」

「うん、頑張る。」

「ずっと一緒にいれば、だんだん言えるようになるだろ。」

「言えるようになったら、ずっと、一緒にいてくれる?」

「言えても言えなくても、梨絵子がそばにいてくれないと困る。」

「じゃあ.......ずっと、拓巳のそばにいる。」



先輩は満面の笑みでおデコにキスをして、私を抱き枕みたいに抱きしめた。

初めては、溶けてしまいそうに幸せで、素敵な思い出になった。