seven kisses

いきなり飛び出した嬉し過ぎる言葉に、すっかり舞い上がり、咄嗟に顔が赤らむのをゴマかす。



「.......とりあえず、病院行っちゃいましょうか。」

「うん。そうだな。」

「私も、先輩とゆっくり話したいです。」

「じゃ、行くか。」

「はい。」



病院に付き添った後、ファミレスでお茶して、いつものように私の降りる駅まで一緒に帰った。

なんかデートみたいで、くすぐったい気分。

今まで何度もあったシチュエーションなのに、シアワセ感がまったく違う。




だから..........

できれば、まだお別れしたくない。