朝から授業に全く身が入らない。
ソワソワしながら一日を過ごし、やっと迎えた放課後、緊張する手でメールを送る。
すぐに返信が来て、校門で待ち合わせると、先輩はいつもと変わらぬ笑顔で迎えてくれた。
松葉杖にリュックのスタイルも、違和感が無くなるほど馴染んできている。
「久しぶり。」
「お久しぶりです。」
「部活やってると夏休みも冬休みもずっと学校じゃん? たった一週間会えなかっただけなのに、すごく長く感じるね。」
「そうですね。お盆とかお正月ですら、一週間も連続で、部活が休みだったこと無いし。」
「だろ? 部活やってる間はいつもそばに梨絵ちゃんがいてくれたから、こんなに長い間、顔を見ないと、なんか調子狂うんだよな。」
「.......そう、ですか?」
ソワソワしながら一日を過ごし、やっと迎えた放課後、緊張する手でメールを送る。
すぐに返信が来て、校門で待ち合わせると、先輩はいつもと変わらぬ笑顔で迎えてくれた。
松葉杖にリュックのスタイルも、違和感が無くなるほど馴染んできている。
「久しぶり。」
「お久しぶりです。」
「部活やってると夏休みも冬休みもずっと学校じゃん? たった一週間会えなかっただけなのに、すごく長く感じるね。」
「そうですね。お盆とかお正月ですら、一週間も連続で、部活が休みだったこと無いし。」
「だろ? 部活やってる間はいつもそばに梨絵ちゃんがいてくれたから、こんなに長い間、顔を見ないと、なんか調子狂うんだよな。」
「.......そう、ですか?」

