先輩を傷つけたくないから、優美先輩のことはやっぱり言えない。
だから、自分の気持ちも、まだハッキリとは口に出せない。
言えなくて苦しいから、せめて独り占めしている今だけは、甘えさせてもらっていいですか。
それくらいのわがままなら、バチは当たりませんよね.......
「先輩.......もう一回、ギュってしてもらっていいですか?」
ドキドキしながら言った精一杯の言葉。
これで思いが上手く伝わるといいな........
先輩は柔らかく微笑んで、私を抱きしめた。
嬉しくて、また泣いちゃったけど、先輩は黙ったまま、ずっとそうしていてくれた。
シーンと静かで寒いホームで、そこだけは、しばらく時間が止まったみたいだった..........
だから、自分の気持ちも、まだハッキリとは口に出せない。
言えなくて苦しいから、せめて独り占めしている今だけは、甘えさせてもらっていいですか。
それくらいのわがままなら、バチは当たりませんよね.......
「先輩.......もう一回、ギュってしてもらっていいですか?」
ドキドキしながら言った精一杯の言葉。
これで思いが上手く伝わるといいな........
先輩は柔らかく微笑んで、私を抱きしめた。
嬉しくて、また泣いちゃったけど、先輩は黙ったまま、ずっとそうしていてくれた。
シーンと静かで寒いホームで、そこだけは、しばらく時間が止まったみたいだった..........

