seven kisses

「梨絵ちゃんさ、いつも居残り練習に付き合ってくれてただろ? 俺が調子良くても悪くても、行き詰まってる時も、変わらずに笑顔でそばにいてくれたから、励みになったって言うか、気持ちの上で、すごく支えてもらった。」

「..........。」

「だから、今度は俺が梨絵ちゃんを慰める番。理由がなんであれ、こんなに落ち込んでる梨絵ちゃん、俺は放っておけない。泣きたいんなら、泣いていいよ。」

「先輩........。」



先輩は、まだ優美先輩のこと、好きなんですか?

私じゃ、代わりになれませんか?



こんなことされたら、そんなこと言われたら、もう「大好き」が止められません..........