seven kisses

大浦先輩は、私をマネージャーにスカウトしてくれたイケメン。

涼しい顔して、素人の私が見ても息を飲むようなプレーをする。

このまま行けば、Jリーガーだって、日本代表だって夢じゃない。



拓巳先輩は、そんなことを思ってあんなに練習してたんだ。

そう聞くと、ひたむきな瞳を前よりも愛しく感じてしまう。

ストイックに練習を続ける姿には、尊敬すら覚える。



私には影で応援することしかできないけど、先輩には頑張ってほしい。

叶わない恋で構わないから、そばで見守っていたい........

そんな気持ちが、強く芽生え始めた。