「でも、ヤダ。そんなの実紅には関係ないじゃん。」

「我慢して。私のこと、信じてるなら、いい子で待ってて。」

「なんかご褒美くれる?」

「う〜ん、来月の私の誕生日、どっか旅行しようか?」

「それいい。行こう、行こう!!」

「じゃ、いい子にしてて。」

「わかった.......。」



って言いながら、色っぽい目つきで、隼人が耳たぶに噛み付く。

そのまま流れるように唇を首筋に這わせて、鎖骨にキスをする。

もう一回したいのかな.......?

と思ったら、くすぐったいような、ちょっとチクッとするような何とも言えない感覚がする。



え? ちょっと待って!!

もしかして.......