seven kisses

隼人の顔が近づいてきて、そっと唇が触れる。

軽い可愛いキスだったのに、ドキドキが止められなくなる。

真近で見た隼人の表情は、制服が似合うキュートな男の子じゃなくて、セクシーさが漂う男の人の顔だったから。

いつまでも、子供扱いしちゃダメなのかな.......

もう生徒じゃなくて、彼氏なんだもんね。



「ねぇ、名前書いてもいい?」

「.......私に?」

「だって、誰にも盗られたくないんだもん。」



思わず、吹き出してしまう。

何言ってんの、もう。

可愛すぎるから!!

こんなに大人っぽいフェロモンが出せるんだなって、惚れ直したばっかりなのに。