池に沿ってしばらく公園の中を歩き、木陰のベンチに腰掛けた。
よっぽど嬉しいのか、手はつないだまま。
「あのね、今日会いたかったのは、実紅ちゃんの気が変わっちゃったりしないうちに、少しでも早く言いたかったからなんだ。」
「.......何を?」
「俺、ものすごい頑張ったんだ。実紅ちゃんと約束したから。」
「うん。本当にすごいと思う。エライよ。」
「だから、約束通り、俺の彼女になってくれる?」
「........うん。」
「ありがとう。.......実紅ちゃん、大好きだよ。」
隼人はつないだ手をギュっと握り直すと、おデコにキスをして、とても優しい顔で微笑んだ。
苦しくなるくらい、胸の奥がキュンとする。
もう卒業だからいいよね。
私も、隼人のこと、本気で好きになっちゃった.......
よっぽど嬉しいのか、手はつないだまま。
「あのね、今日会いたかったのは、実紅ちゃんの気が変わっちゃったりしないうちに、少しでも早く言いたかったからなんだ。」
「.......何を?」
「俺、ものすごい頑張ったんだ。実紅ちゃんと約束したから。」
「うん。本当にすごいと思う。エライよ。」
「だから、約束通り、俺の彼女になってくれる?」
「........うん。」
「ありがとう。.......実紅ちゃん、大好きだよ。」
隼人はつないだ手をギュっと握り直すと、おデコにキスをして、とても優しい顔で微笑んだ。
苦しくなるくらい、胸の奥がキュンとする。
もう卒業だからいいよね。
私も、隼人のこと、本気で好きになっちゃった.......

