seven kisses

「今の俺じゃ、頼りないのはわかってる。だから、約束する。その元カレより、いい大学に受かってみせる。」

「え?ちょっと、何言ってんの?」

「内部進学は元々考えてなかったし、第一志望のランク上げて頑張るよ。それくらい、俺は本気だし、その彼氏よりも実紅ちゃんのこと、ちゃんと守れる男になりたいんだ。」

「.......。」

「どうしたらわかってもらえるか考えたんだけど、今、出来る事って、こんな方法くらいしか思いつかなくて。でも、どれだけ本気か伝えたくて.......。」

「うん.......気持ちはわかった。」

「ほんと?じゃ、合格発表まで待っててくれる?」

「え?.......あ、うん。」