「う、うん…じゃ、ね…」


ドキドキした心臓を押さえ、桜木の家を出る。

なに…


このドキドキ…

私あいつに惚れた?


いや、絶対ない!

っていうかあんな最低な奴好きになるかー!


私は走って自分の家へ帰った。