教室に行くと、そこには侑李の姿はなく




あっ多分、屋上だ‥‥。



俺と同じで侑李は、なんかあった時必ずと言っていい程屋上に行く。




屋上―――





ガチャン




やっぱり、居た。





「侑李。」





「なにしに来たのよ。他に、好きな子出来たんなら来るな!!」





俺は侑李に近づき、優しく包み込む




「侑李以外に好きな奴とか、出来る訳ないじゃん。」




「ホント?」




当たり前じゃん。こんなに可愛いい奴他にいるわけない。