そうして全部溶けてしまえばいい。
青春・友情
完
1
Syu/著
- 作品番号
- 79546
- 最終更新
- 2008/07/18
- 総文字数
- 5,898
- ページ数
- 28ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 74,083
- いいね数
- 1
- ランクイン履歴
-
青春・友情8位(2008/03/31)
- ランクイン履歴
-
青春・友情8位(2008/03/31)
「クラスで1番かっこいい男子?」
「そんなの普通に篠原亮だよねー」
「うんうん」
「あ、でもあたし噂聞いちゃった」
「なになに?」
「あのね篠原ってね…」
──そうして全部溶けてしまえばいい。
7月18日 誤字訂正
「そんなの普通に篠原亮だよねー」
「うんうん」
「あ、でもあたし噂聞いちゃった」
「なになに?」
「あのね篠原ってね…」
──そうして全部溶けてしまえばいい。
7月18日 誤字訂正
この作品のキーワード
この作品のレビュー
2012/03/21 21:55
投稿者:
千原 奏実
さん
一度触れたら、忘れられない
――そうして全部溶けてしまえばいい このタイトルが放つ強烈な独特の雰囲気。それに強く惹かれてしまいました。 砂糖がさらさらと崩れ落ちるような感覚なのか、熱い蝋がどろどろと伝うような感覚なのか、コーヒーに白いミルクを垂らすような感覚なのか。 タイトルだけで、この物語の"溶ける"ってどんな感じなのか、を何時間でも考えてしまうような気がします。 爽やかで清々しくて、思春期の「青色」を残していく物語。そして最後のページに書かれた「そうして全部溶けてしまえばいい」の一言。 溜息が零れて、何度も 「そうして全部溶けてしまえばいい」と呟いてしまいます。 ちょっと立ち止まってしまった時、「そうして全部溶けてしまえばいい」と呟いてみて下さい。そしてこの物語に触れてみればいい。 きっとこの物語が持つ青色に侵食されるんじゃないかな、と思います。 是非ご一読を。
続きを見る
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…