僕が目を覚ますと君が横で寝ていた。



僕が君の頭をなでると君は眠たそうにまぶたをひらいた。



すると彼女は、泣きそうな顔で、



「大丈夫?」



と聞いてきた。



僕は首を縦にふった。



彼女の方が一番疲れた顔してるのに、やっぱ優しいなとおもった。




窓をみると、桜の花が満開に散っていた。



そういえば、出逢った日もこんなんだったな。









「ゆい好きだよ、いつもありがとな。」



僕がそうゆうと彼女は、泣きながら顔を真っ赤にして笑った。












そして僕はゆっくりまぶたをとじ、病院のベッドで深い眠りについた。