悪魔の君(仮)

みゅ「とりあえず、お手洗い行ってきます~」

美月以外きょとんとしてるみんなを置いて私はトイレに向かった

事情を隆二さんと瑠璃さんに話さなきゃいけないし

私はトイレについてメールをうった

電話だと誰に聞かれてるかわからないしね

数分後、私はメールを打ち終わった

一番理解力のある瑠璃さんにメールを送った

最近隆二さん過保護だから・・・。

そんな私弱くないのに

トイレを出ると、人影があった


誰かすぐに分かった

みゅ「竜はそこで何してるの?」

竜「あんた、俺らに深入りする気はないんだよな?」

みゅ「ないよ?そんなに暇じゃないし」

竜「でも、ちゃんと美月のこと守ってくれんだよな?」

みゅ「そうだよ」

しばらく、竜は私の目を見ながら何かを探ってる

たぶん、嘘をついていないのか目で確認してる

竜「じゃ、いいや」

みゅ「裏の仕事は竜がやってるのか」

竜「なんで?」

小声で言ったつもりなんだけど

みゅ「何が?」

すると、竜は私を壁際に押しやって、私の顔の横に手をついた

竜「お前危険人物だな」

逃げないようにか(笑)

みゅ「そうだよ。だから深入りしないで、私の周りでうろちょろしないでね?」

竜「さぁ~な(笑)」

みゅ「竜はそうやってskyのこと守ってきたんだ?」

竜「ハッ? そんなことしてねぇよ?」

みゅ「まぁ、私には関係ない。私はあんたらに深入りなんてしないから。私のまわりでうろちょろしないでね」

竜「だから、約束はできない」

みゅ「いやなおとこだねぇ~ モテないよ」

竜「腐るほど女にモテててますけど??」

みゅ「女のこと変な扱い方したらアカンよ」

竜「あいにく、そんなことしないです」

みゅ「ならいいです。だから、離して」

竜「どっしよかな~」

空「そこでなにしてんだ?」

竜「みゅーのこと口説いてんの」

みゅ「いや、「あぁ~俺のくどいたこと言おうとしてるの?口ふさいじゃうよ?」

チッ! こいつムカツク

空「口説いてんのか? 俺にはそうは見えないが」

竜「口説いてんだよ、こいつ美人じゃん」

空「嘘つけ。竜は優しいから女を顔で判断しないだろ?遊び以外では、何か事情があんだろ?俺らのためにまた探ってんのか?」

竜「あぁ~もう!! 空にはかなわないや(笑)」

へぇ~ 空の言うことは聞くんだ

空「そいつは大丈夫だよ?竜」

竜「何でわかる?」

空「俺の直感」

竜「わかった」