私が夜の仕事があるので今のうちに寝ておく

夜は半端なく体力を消耗する

私はすやすやと眠りについた

9時私の活動は始まる

9時ぐらいはまだ大丈夫だけど

一応回っておく

とりあえず、skyのメンバーは全員頭に入っている

「ねぇ、そこのお姉ちゃん遊ばない?」

「・・・。」


私は聞いてないふりをして通り過ぎる

無視すると必ず・・・。

「おいおい、人が話しかけてるのにシカトはないんじゃないの?」

ここでやっと気付いたふりをする

「えっ? 私??」

「他に誰がいるんだよ?」

ちょっと無視したのでいらついているチャラ男

どうせ満足したいだけのくせに・・・。

満足したら捨てるくせに

「じゃ、お兄さん ちょっと路地裏行きませんか?」

「おぅ!」

こういうチャラ男はのってくる

やれると思って・・・。

あぁ~ 笑える

馬鹿じゃないの?

路地裏に誘い込んだのはあんたをボコボコにしてやるためだよ

私は軽く大事なところを蹴ったそして路地裏を出た

男は大事なところが、弱いんだよ(笑)

おぉ、あそこにskyのメンバーがいるじゃん

見るからに弱そうだけど

うぉ~ かつあげされとるがな

大丈夫かな?

大丈夫なわけがないか・・・。

仕方ない助けてあげよう

「やめてください。」

「おらぁ~金だせよぉ」

「お兄さん♪」

「アァン??」

かつあげ途中に話しかけられたので少しいらついてる

でも、私の顔を見るところっと表情を変える

バッカみたい

「なんだよ? あんた」

わざと俺強いぞアピール

「わたしぃ~ お兄さんと遊びたいなぁ~」

この時、このけがれた男の手を触る

「何で俺がお前なんかと?」

そんなこと、言うくせに

顔が素直だよ(笑)

そして最後に耳元で

「わたしと楽しいことしましょ?」

そして、路地裏に連れ込む

そしてボコボコにする

あぁ~ サイヤク

あんな奴触りたくなかったな

まだ、そこにはskyのメンバーがいる

一応「大丈夫?」と声をかけると

そのいかにも弱そうな不良さんが私の肩を持って

「女の子があんなことしちゃいけないです!!」

って説教してきやがった。

助けてあげたんだけどな

「でも、あなたあのままだったらかつあげされてたよ?」

「いいんです。女の子は余計なこと考えなくていいんですよ」

「あなたskyのメンバーの子だよね?」

「なんで?? その名前を知っているの?」

「どういうこと?」

「普通俺みたいな見た目のやつは弱い不良にしか見られないのに、君が初めてだよskyのメンバーって気がついたのは」

私はこの時気がついた・・・。

「あなた、別に弱くないですよね? 何で弱いふりをするんですか?」

「・・・。君は鋭い女の子だね」

「まぁ、私には関係ないんでさようなら」

私が行こうとすると男の人は私の手をつかんだ

「きみは家に帰った方がいいよ? こんな夜遅く女の子が一人で出歩くなんて危ないよ?」

どうも、警告ありがとう

でも、これが私の仕事なの

「私の家こっち方面だから仕方がないの」

「そうなの? じゃ送っていくよ?」

「いや、大丈夫 もうすぐ着くから」

「わかった くれぐれも変な人についていかないように」

「は~い」

「バイバイ」

「バイバイ」

なんだ~

skyの人たちってみんな優しいんじゃん

つか、あの人どっかで見たことあるな~

ん~ うん?

わかんないからいいや