次の日、私は別れることを花梨に言った。


「もう拓哉とは別れようと思う。」

「え..?
ちょ、ちょっと待って?
詩織は本当にそれでいいの?」

「本当は嫌だよ、別れたくない」

「じゃあ、「もういいの。」」

「拓哉が冷たいのは私のことが嫌いだから。
そう考えたら、みんなと態度が違う理由が
当てはまるでしょ?」


今日の帰り、拓哉に一緒にかえろ、
どこかに遊びに行こ?って誘うんだ。


「詩織がそこまで考えてるなら、
私はもう何も言わないよ。
ただ、後悔だけはしてほしくないから。
だって詩織は私の親友だもんっ!」

「うぅ~っ...(泣) 花梨大好き!」

「私も詩織が大好きだよ~!」



今日の放課後、私は拓哉と別れます。