「無理だよ~(泣)
前に話しかけてみたけど返事もなしだったもん」
「でもほら!
あの子達とは話してるよ?
行ってみなって!」
「...うん、ちょっと行ってくるね。」
花梨にそう言われ、拓哉に近づく。
「あ..あのさ、拓哉。
今日のかえり・・・」
ガタッ「...トイレ」
ほらね?
私が話しかけようとすると素っ気なくて
どこかに行こうとするんだ。
「だから言ったじゃん。
私、拓哉に嫌われてるのかも..」
「何で私に冷たいのかな? 辛いよ」
「詩織...」
この行動はさすがに傷つく。
ほら、周りの女の子たちが騒ぎだした
「あーあ、拓哉行っちゃったじゃーん」
「嫌われてるの気づいてないのかよ(笑)」
...そんなこなと知ってるよ?
言われなくてもわかってるもん。

