ガヤガヤしてたゲームセンターを出て
私は人気の少ない公園に拓哉を誘った。


その間も無言の二人。

公園の中は小さい女の子と男の子が
二人で遊んでいた。


あの子達は仲良く遊んでるのに
どうして私たちはこんなになったのかな?


もう、ダメだ。泣きそう


「あのさ、拓哉。
今日は私のわがままに付き合ってくれてありがとう。
すごく楽しかったよ。」

「...?...」


拓哉は私が何を言いたいのか
わからないという顔をしている


「服、買ってくれてありがとう。
嫌なのに私とプリクラ撮ってくれてありがとう。」

「最後に...思い出をありがとう」


「...ヒック...私と...別れ...ッ...て...」