「大丈夫ならいいじゃねーよー!!!」
「ぜんっぜん、大丈夫じゃあねえっつ~んだばか!!!!」
はぁ…はぁ
疲れた~
一人、教室のベランダから校庭に向かってさけぶ。
時刻は午後7時。
一般生徒はテスト期間なので早めに帰宅する。
部活は一切休部だ。
生徒会は関係ない。
祐那は居残りを余儀なくされた。
「ふう、ストレス発散。」
叫ぶとストレスケージが
下がる。
今ので50%は下がったはず。
だいぶ軽くなった。
「なんでもかんでも
やるからでしょ」
後ろを振り向くと
まだ下校していない
生徒が一人。
「なによ。じゃあやってよねさくら子
てか、あんたなに?重役出勤的にいつ来たの?」
「あー5限の終わり
さすがにテスト期間だから来てみたら
終わってんじゃーん!
超ウケルーって今まで担任から呼び出しされてたの!」
「はーん…
そいつは、お疲れ。
我が幼馴染ながら、もう少しマジメになってほしわ」