「おいおい高原、お前大丈夫か?」


担任が慌てて入る。
大丈夫か?
“大丈夫か?”には

色んな
意味があるようだ



「はい……ええ、何か?」


冷たい視線を送る
祐那。



「いや、大丈夫なら
いい。」


担任は口をつぐんだ。


ピー…!
ストレスケージが20
上がった。


たまらず、耳をふさぐ。