バライロノ憂鬱

「ふへ…?」


情けない顔で
情けない声を発する祐那。



「もうすぐ学園祭だし
俺、先輩と思い出いっぱいつくりてーよ
でも、つらそうにため息ばっかりつく先輩を

俺見ていたくないよ


生きているのがツライとか…


言うな」





室井は言いたいことだけ言うと
祐那をその場に残してその教室から出て行った


言葉もかけられず
行動にもおこせず


祐那はただ、ただその場にしゃがみこんでいた。