朝。


目がはれていて
最悪な朝を迎えても
祐那はちゃんと起きて、
学校へ行く。



頭の中には
今日の授業やら
生徒会のこと
なんでも入っている。
やらなければならない


昨日室井に話を聞いて貰っただけはある。
ストレスケージは
若干高めだが、
我慢できないことはない。


いいタイミングで
室井も電話くれたもんだ。
さすが私の後輩。

室井は仕事もできるし。
イイヤツだし。



ガラッ



リビングに出るが、
母親の姿はない。


静まり返った家。
多分母親は寝ているはず。


こんなことにも


もう慣れた。