「よし、じゃあちょっと話そーか」




直の一言でみんなそれぞれ自分の席に座る。







沈黙が流れる



重ぐるしい空気を断ち切ったのは私。




「聖と涙の関係性はなんだろうね…」





「あー、確かに…。」



うーんと唸る直




「私は…幼馴染だと思う。
その帆乃って子もそーじゃないかな?」




「……永遠の言うとおりかもね

それなら2人が共通の人を知ってるってこともつながるし…」




幼馴染……





「…てことは、聖の大切な人って帆乃って子か」




「うん、そうなるね」



「あ、あのさ!」




いきなり声をあげた志保





「どーした?」