携帯をポケットに閉まってからみんながいる部屋に戻った 「あ、柚…嵐どーだった?」 「調べてくれるって。んー、多分2日以内に情報くれるよ」 そう言っても椎の不安そうな表情は変わらなかった 「……」 「え…」 そんな椎の頭を撫でてふっと笑った 「そんな不安そうな顔、しないで? 嵐なら大丈夫だから…」 諭すように言うと 「そうだな…」 今度は安心した顔で微笑んだ