「私、ちょっと抜ける!! 直…ここは任せたよ」 「あ、おいっ!!!」 「ごめん!あとで詳しいことは話すから!!」 そう言って倉庫を出てバイクに跨り、真田組付近まで向かった 嫌な予感が当たらないことを願った …けど、やっぱり神様は私が嫌いですか? そんなにも私に苦しんで、悲しんでほしいですか? いくら何でも残酷すぎます…… これ以上私から大切な人を… 家族を… 奪っていかないで……ー。