「叔母さん…」 叔母さんの顔はもう青ざめていて、冷たくなっていた 名前を呼んでも反応はない 桐から知らせを訊いても信じていなかった だけど…、実際に遺体を見ると信じる以外に選択肢はない 「桐…、ちょっと一人にして」 それでも頭が整理できないんだ 「わかりました」 そういって桐は出て行った その途端、今まで抑えていたものがあふれてきた