「ごめん」
…ったく、世話やけるなー
「このことは、斉藤家が関わっている事なんだ。
だからお前らを巻き込むわけにはいかねぇんだ」
俺がそう言うと全員渋々といったような感じで納得した
「分かった…、けど頼みがある」
直が一歩前に出て言った
「何?」
「………これからは、俺たちに隠し事とかしないでくれ。
柚李に言ったろ?
俺たちは仲間なんだ。
だから…隠し事とかされると万が一の時に助けられねぇし、俺たちの事…もっと信じてくれよ」
「直…」
「柚、嵐…私たち仲間でもあるし友達じゃん!!
友達に嘘はなしだよ?」
「志保…」
「柚、嵐…、もっと俺たちを信じて?
俺たちはいつも2人の味方だしさ」
「光輝…」
「巻き込むとか巻きこまねぇとか…
んなのどうだっていいんだよ。
俺らはお前らの事が大事だから守りたいって思うんだよ」
「陸…」
「そうだよ…。柚、あんたの仲間の底力舐めないでよ?」
「永遠…」