「買い出しなんて必要なしだね!これで全然いけるよ」

美優ちゃんと香奈恵ちゃんはコーディネートを考えて菜々ちゃんと詩織ちゃんは髪型を考えることになった


文化祭まで後少しだしみんなも応援してくれてるから、がんばらないと!



次の日の朝、愛梨ちゃんが私のクラスの入口に立って誰かを探していて、私と目が合うとニッコリと笑い手招きをした

「美愛~ちょっと来てくれるぅ?愛梨ちゃんお話があるんだぁ」

不安だったけど4人はまだ学校に来ていなかったから助けを求めることが出来ずに愛梨ちゃんについて行った


脅してくるのかな!?どうしよう・・・

「あ・・・あの話って何?」


「愛梨ちゃんさぁ、昨日お友達から美愛が高井くんの事好きっていう事聞いちゃったんだぁ」

「え!?そ、そんなわけないじゃん!」

愛梨ちゃんと目が合わせられない、戸惑ったら怪しまれちゃうけど・・どうしよう


「ふぅ~ん、一応言っておくけど愛梨ちゃん高井くんの事気になってるんでよねぇだ・か・ら手出したりしちゃダメだよっ?」



そう言って愛梨ちゃんはスキップしながら廊下を曲がって行ってしまった