ママたちの楽しそうなやりとりを聞きながら、
手を繋いで、帰り道を歩いていたあたしと優星。
しばらくして、いきなり優星が立ち止まった。
「月ちゃんっ、あのさっ」
足を止め、あたしの顔を覗き込む優星。
「どうしたの……優君??」
「月ちゃん!! 僕ね、絶対、月ちゃんと結婚したい!! 僕のお嫁さんになってくれる??」
「えっ、優君の……お嫁さん??」
突然、そんなことを言われて驚いているあたしを、
目の前の優星は、すごく真剣な表情で見つめていた。
「うん!! 月ちゃんが僕のお嫁さんになるの」
「お嫁さんになってもいいよ」
「本当に?? 本当にいいの??」
「うん。月魅ね、優君のお嫁さんになってあげる」
あたしはちょっぴり戸惑いながらも、小さく頷き、そう答えた。
近すぎるくらいに、優星の顔がすぐ近くにあって、
子供ながらに少し恥ずかしかったっけ。
「やったぁ~~!! 嬉しいなぁ。約束だよ、約束!!」
「うん。約束ね」
「じゃあ、指切りね。大きくなったら結婚しようね!! 月ちゃん!!」
小さな小指と小指で、あたし達は約束の指切りをしたんだ。
手を繋いで、帰り道を歩いていたあたしと優星。
しばらくして、いきなり優星が立ち止まった。
「月ちゃんっ、あのさっ」
足を止め、あたしの顔を覗き込む優星。
「どうしたの……優君??」
「月ちゃん!! 僕ね、絶対、月ちゃんと結婚したい!! 僕のお嫁さんになってくれる??」
「えっ、優君の……お嫁さん??」
突然、そんなことを言われて驚いているあたしを、
目の前の優星は、すごく真剣な表情で見つめていた。
「うん!! 月ちゃんが僕のお嫁さんになるの」
「お嫁さんになってもいいよ」
「本当に?? 本当にいいの??」
「うん。月魅ね、優君のお嫁さんになってあげる」
あたしはちょっぴり戸惑いながらも、小さく頷き、そう答えた。
近すぎるくらいに、優星の顔がすぐ近くにあって、
子供ながらに少し恥ずかしかったっけ。
「やったぁ~~!! 嬉しいなぁ。約束だよ、約束!!」
「うん。約束ね」
「じゃあ、指切りね。大きくなったら結婚しようね!! 月ちゃん!!」
小さな小指と小指で、あたし達は約束の指切りをしたんだ。

