優星とは、ママ同士で一緒に!!と決めて、同じ幼稚園に通った。
だから、幼稚園に通うようになっても、毎日顔を合わせていた。
お互いの家を行き来したり、どこかへ出掛けたりして、
考えてみれば、その頃のほとんどの時間を一緒に過ごしてた気がする。
優星は、体格もひときわ大きくて、元気で明るい男の子だった。
幼稚園でも人気者で、いつもお友達に囲まれていた。
優星の周りにはいつだって笑い声が絶えることはなかった。
でも、あたしのほうは、どちらかというと大人しいほうで、
あたし達は正反対なタイプだったと思う。
「ねぇ、優君、あっちで遊ぼうよ。ボール投げしよう♪」
「優君、一緒にすべり台で遊ぼう!!」
「僕、月ちゃんと遊びたいからごめんね」
「優君って、いつも月ちゃんばっかり……。あたしだって優君と遊びたいのになぁ。月ちゃんはいいなぁ……」
「だって僕、月ちゃんが大好きなんだもん」
そうなんだ。
思い出してみると、なぜか優星は、あたしのそばにいてくれたっけ。
だから、幼稚園に通うようになっても、毎日顔を合わせていた。
お互いの家を行き来したり、どこかへ出掛けたりして、
考えてみれば、その頃のほとんどの時間を一緒に過ごしてた気がする。
優星は、体格もひときわ大きくて、元気で明るい男の子だった。
幼稚園でも人気者で、いつもお友達に囲まれていた。
優星の周りにはいつだって笑い声が絶えることはなかった。
でも、あたしのほうは、どちらかというと大人しいほうで、
あたし達は正反対なタイプだったと思う。
「ねぇ、優君、あっちで遊ぼうよ。ボール投げしよう♪」
「優君、一緒にすべり台で遊ぼう!!」
「僕、月ちゃんと遊びたいからごめんね」
「優君って、いつも月ちゃんばっかり……。あたしだって優君と遊びたいのになぁ。月ちゃんはいいなぁ……」
「だって僕、月ちゃんが大好きなんだもん」
そうなんだ。
思い出してみると、なぜか優星は、あたしのそばにいてくれたっけ。

