「今日出掛けるなら、絶対ここだって思ったんだ」
水族館の看板を見ながら、優君が言う。
やっぱり水族館の前にも誰もいなくて、
「優君、ここって、今日休みなんじゃない??」
心配して立ち止まったあたしの手を握ったまま、
「違うよ。大丈夫だって。さぁ、入ろうっ」
優君が入口の自動ドアに足をかざすと、
「ほらね♪」
普通に開いた自動ドア。
それでも館内にも人の姿はない。
「いらっしゃいませ!!」
「大東です」
「あ、はい。 大東様、お待ちしておりました」
あたしたちを出迎えてくれる水族館のスタッフが数人いるだけ。
「……どういうこと??」
「今日は貸し切りだから……俺たちだけなんだ♪」
「貸し切りって……嘘でしょ??」
驚くあたしに笑顔を向ける優君。
水族館の看板を見ながら、優君が言う。
やっぱり水族館の前にも誰もいなくて、
「優君、ここって、今日休みなんじゃない??」
心配して立ち止まったあたしの手を握ったまま、
「違うよ。大丈夫だって。さぁ、入ろうっ」
優君が入口の自動ドアに足をかざすと、
「ほらね♪」
普通に開いた自動ドア。
それでも館内にも人の姿はない。
「いらっしゃいませ!!」
「大東です」
「あ、はい。 大東様、お待ちしておりました」
あたしたちを出迎えてくれる水族館のスタッフが数人いるだけ。
「……どういうこと??」
「今日は貸し切りだから……俺たちだけなんだ♪」
「貸し切りって……嘘でしょ??」
驚くあたしに笑顔を向ける優君。

