「ここって……」
「うん。ちょっと懐かしくない??」
目の前には見たことのある場所。
「さぁ、行こっ、月ちゃん♪」
あたしに手の平を差し出す優君。
着いたのは、いつだったかふたりで来た水族館。
「平日だからかな?? 全然人がいないね」
歩きながら、人が少ないことに気づいた。
いくら平日でも、人気のあるこの場所に人がいないなんておかしい。
「大丈夫、大丈夫♪」
あたしの手を引っ張るように、入口へと急ぐ優君。
まだ付き合ってもいなかったあの頃のあたしたち。
小さな頃にママたちと一緒に来たこの水族館を、
高校生だったあたしと優君は、
その記憶をたどるようにしながら歩いたっけ。
「うん。ちょっと懐かしくない??」
目の前には見たことのある場所。
「さぁ、行こっ、月ちゃん♪」
あたしに手の平を差し出す優君。
着いたのは、いつだったかふたりで来た水族館。
「平日だからかな?? 全然人がいないね」
歩きながら、人が少ないことに気づいた。
いくら平日でも、人気のあるこの場所に人がいないなんておかしい。
「大丈夫、大丈夫♪」
あたしの手を引っ張るように、入口へと急ぐ優君。
まだ付き合ってもいなかったあの頃のあたしたち。
小さな頃にママたちと一緒に来たこの水族館を、
高校生だったあたしと優君は、
その記憶をたどるようにしながら歩いたっけ。

