「ねぇ、優君??」
「ん??」
キスの合い間に、あたしは優君を見つめながら問いかけた。
「優君ママから聞いたよ、手術のこと」
あたしの言葉に一気に表情を曇らせる優君。
「ったく……おしゃべりなんだよな……」
「受けるの?? 手術」
「どうかなあ?? 母さんは大げさなんだよ。いちいち信用しなくていいから。たいしたことじゃないからさ」
あたしの後ろからしっかり回された優君の腕。
その手首には、少しだけ色あせたミサンガが今もついている。
それはあたしの手首にも、しっかりとついている。
「ん??」
キスの合い間に、あたしは優君を見つめながら問いかけた。
「優君ママから聞いたよ、手術のこと」
あたしの言葉に一気に表情を曇らせる優君。
「ったく……おしゃべりなんだよな……」
「受けるの?? 手術」
「どうかなあ?? 母さんは大げさなんだよ。いちいち信用しなくていいから。たいしたことじゃないからさ」
あたしの後ろからしっかり回された優君の腕。
その手首には、少しだけ色あせたミサンガが今もついている。
それはあたしの手首にも、しっかりとついている。

