「ありがとうございましたっ……」
乱れた胸元をなおし終えて、ミナトにジャケットを手渡した。
「でも、どうしてこんなことに?? さっきのあの男、月魅ちゃん、知ってるの??」
「知らないです……」
ミナトはサッカー部のキャプテン。
そのマネージャーの彩夏ちゃん。
「そっか……じゃあ、なんでここに??」
「……彩夏ちゃんに呼ばれたんです」
言っていいのか迷ったけど、
助けてくれたミナトにはちゃんと説明したほうがいい気がした。
「彩夏って……うちのマネージャーの??」
頷いたあたしを申し訳なさそうに見るミナト。
「……ごめん……うちの部員がとんでもないことを……」
「でも、ミナト先輩がいなかったら……あたし。本当にありがとうございました」
乱れた胸元をなおし終えて、ミナトにジャケットを手渡した。
「でも、どうしてこんなことに?? さっきのあの男、月魅ちゃん、知ってるの??」
「知らないです……」
ミナトはサッカー部のキャプテン。
そのマネージャーの彩夏ちゃん。
「そっか……じゃあ、なんでここに??」
「……彩夏ちゃんに呼ばれたんです」
言っていいのか迷ったけど、
助けてくれたミナトにはちゃんと説明したほうがいい気がした。
「彩夏って……うちのマネージャーの??」
頷いたあたしを申し訳なさそうに見るミナト。
「……ごめん……うちの部員がとんでもないことを……」
「でも、ミナト先輩がいなかったら……あたし。本当にありがとうございました」

