「その反対!! 嬉しいよ。月ちゃんから来てくれるなんてさ」



ネイビーのパジャマ姿で、こっちを見てる優君。



初めて見るパジャマ姿でさえも、



なんだか新鮮でかっこよく見えちゃうところがすごいよね。



そのベット脇には沢山の本が積み重なっている。



顔色も前よりは悪くはないように見えた。



「……たださぁ、月ちゃんにバレちゃったなって思って……」



残念そうにそう言うと、



「ちょっとこっち来て、月ちゃん」



と、手招きしながらあたしを呼んだ。