「おはよう、月魅」
次の日はバイトもなくて、のんびりリビングでくつろいでいると、
「月魅にちょっと話があるんだけど、いいかしら……」
ママがそう言って、あたしの隣りに座った。
「ん?? 何??」
「あのね……前にあなたのクラスの大東君って男の子が、実は優君だったって言ってたわよね??」
「うん。そうだよ」
そう……。たしかにママにも教えたんだ。
ママは優君のママと仲が良かったから。
「実はね、ママ……優君のママから聞いていて、月魅が知る前から知っていたのよ」
「えっ?? それ、どういうこと??」
次の日はバイトもなくて、のんびりリビングでくつろいでいると、
「月魅にちょっと話があるんだけど、いいかしら……」
ママがそう言って、あたしの隣りに座った。
「ん?? 何??」
「あのね……前にあなたのクラスの大東君って男の子が、実は優君だったって言ってたわよね??」
「うん。そうだよ」
そう……。たしかにママにも教えたんだ。
ママは優君のママと仲が良かったから。
「実はね、ママ……優君のママから聞いていて、月魅が知る前から知っていたのよ」
「えっ?? それ、どういうこと??」

