「……なんでよっ……」
せっかく会えたのに、
一緒にいたのは、それすら実感出来ないくらいの短い時間だった。
あたし……ホント、バカみたい。
会えるってなって、ひとりで喜んで、
いざ会えたって、こうしてひとりで取り残されて、
クリスマスイブに何やってるんだろうね。
思わずひとりで笑ってしまいそう。
人って、悲しすぎるとこんな風に笑えてくるのかな。
あたしはしばらく席に座ったまま、
優君が出て行った扉を眺めることしか出来ずにいた。
「お待たせしました。アイスティーです」
何も知らない店員さんが、
笑顔でアイスティーを置いていった。
せっかく会えたのに、
一緒にいたのは、それすら実感出来ないくらいの短い時間だった。
あたし……ホント、バカみたい。
会えるってなって、ひとりで喜んで、
いざ会えたって、こうしてひとりで取り残されて、
クリスマスイブに何やってるんだろうね。
思わずひとりで笑ってしまいそう。
人って、悲しすぎるとこんな風に笑えてくるのかな。
あたしはしばらく席に座ったまま、
優君が出て行った扉を眺めることしか出来ずにいた。
「お待たせしました。アイスティーです」
何も知らない店員さんが、
笑顔でアイスティーを置いていった。

