水族館を見終える頃には、すっかり空は夕焼けが広がっていた。
「楽しかったぁ。クラゲも見れたし、大満足」
歩きながら駅へ向かう帰り道。
「よかった。俺も久々に月ちゃんの笑顔見れたし……」
繋いだあたしの手をギュっと握ってくれる優君。
「笑顔? あたし、そんなに最近笑ってなかったかな??」
「うん。俺のせいで色々言われてるだろ?? マジで悪いと思ってる。ごめん」
「大丈夫……気にしないで。優君のこと、いつまでも気づかなかったのはあたしだし」
あれから、優君たち家族は、お父さんの転勤で何度も引っ越しを繰り返していた。
いつからか、そんな生活に疲れて、優君のママは優君を連れて家を出ることを決めた。
だから“早川優星”じゃなくて“大東優星”だったんだ。
きっと大変なこともいっぱいあったんだろうけど、
“今でも父さんとは連絡はとってるよ”
そう教えてくれた優君。
「楽しかったぁ。クラゲも見れたし、大満足」
歩きながら駅へ向かう帰り道。
「よかった。俺も久々に月ちゃんの笑顔見れたし……」
繋いだあたしの手をギュっと握ってくれる優君。
「笑顔? あたし、そんなに最近笑ってなかったかな??」
「うん。俺のせいで色々言われてるだろ?? マジで悪いと思ってる。ごめん」
「大丈夫……気にしないで。優君のこと、いつまでも気づかなかったのはあたしだし」
あれから、優君たち家族は、お父さんの転勤で何度も引っ越しを繰り返していた。
いつからか、そんな生活に疲れて、優君のママは優君を連れて家を出ることを決めた。
だから“早川優星”じゃなくて“大東優星”だったんだ。
きっと大変なこともいっぱいあったんだろうけど、
“今でも父さんとは連絡はとってるよ”
そう教えてくれた優君。

