幼なじみな彼☆ふたりのHappy Birthday

ミナトからマイクを渡された大東君。



あたしはその場に立っているしかなくて、



固まったように、大東君の隣りで動けないでいた。



「トロフィーをどうぞ!!」



グランプリのトロフィーを持ちながら、



照れくさそうな表情を浮かべる大東君。



「えっと……俺、絶対失格だと思っていたので、びっくりしています……ありがとうございます……」



そう言い終えると、しっかりと頭を下げた。



「それと、ミナト先輩、俺、彩城さんを泣かせなんかしません。それは自信ありますから、ここで宣言します!!」



大東君と目があったミナトは、大きく頷いて見せた。