幼なじみな彼☆ふたりのHappy Birthday

「なんで、ミナト先輩が2位なのよ……」



結果に不満そうな女の子もチラホラ見える。



「下田君は歌の上手さが高い得点につながりました。皆元君は女子からも男子からも幅広い支持を受けての受賞です」



「それでは、2位と3位の発表が終わったところで、さぁ、いよいよグランプリの発表です」



ミナトがグランプリじゃないってことは、



考えられるのは、あとひとりだけ。



でも、さっきのあたしとのやりとり、



あれは明らかに減点対象となってもおかしくはないはず。



「エントリーナンバー……」



「……20番、大東優星君ですっ!!」



「おめでとうございますっ!! ミスター雫丘☆イケメンコンテスト、初代グランプリは、2年生の大東優星君に決まりましたぁ~~!!」



「えっ、マジで俺??」



グランプリに自分の名前が呼ばれることが、



ありえないと思っていたのか、予想以上に驚いていた大東君。