季節は、早いことに赤や黄色で染まっていた季節は終わり肌寒く凍えるような冬の12月を迎えた。









そして、尚希と同居してかなり経つあたし達は……喧嘩しながらもラブラブです。









そんな、あたし達に一本の電話が、かかって来た。








「ねぇ、本当に行くの??」







さすがのあたしも、不安が隠せない。







「大丈夫だろ。

そう不安がんなよ。」







「うん。」






あたしは、小さく頷いてドアノブを握った。







ガチャ……







「待たせたな。」







(大丈夫です。


私も、ちょうど今来た所ですから。)







そう言ってニッコリと微笑む。








あたし達に電話して来た人……それはー…… 







高宮麗子だった。