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どこからか、明るい音楽が聞こえて来る。







「んっ………」








重く感じる瞼を開けるとー………








「アレ……寝ちゃったんだ……」









あたしは、重く感じる瞼をこすりながら起き上がった。







…………んっ……?








テーブルの上を見ると携帯のランプがピカピカと光っていた。







それを見た瞬間、あたしは素早く携帯を見た。







ランプが付いているのを見て尚希からの連絡が来たんだと思った。







「………………………」







だけど、あたしの期待は大きく外れていた。







「何だよ……徹夜か……」






身構えていた肩が、一気に落ちる。








ハァー……期待して損した……








それから……待っても……待っても……






いくら待ってもアイツからの連絡はなかった。







電話しても出なかった。








「何なの……馬鹿尚希……」








そう言って、ソファーに倒れ込むあたし。








何で……何にも連絡してこないの……?








何だか、素直になろうと思っていた自分が馬鹿らしく思えて仕方がない。