そんな状況のなか、廊下からバタバタと走る足音が聞こえてきた。
ガチャーー!!
「尚希様!ここにいたのですか!?会場の者達が、尚希様達がいないと騒ぎだしています。パティーにお戻りください」
あっ……そうだ、忘れてた。こいつ……パティーから抜け出してんだ!!
「捺海、行くぞ!」
グイッーー!!
「え、ハッ?ちょ、ちょっと待ってよ!!行くって何であたしまで!?」
尚希は、いきなりあたしの手を取り部屋を飛び出す。
「いいから、黙ってついて来い」
そんな展開にあたしは、全く理解できないままパティー会場へと強引に連れていかれたのでした。

