「なんで、その女がいいのっ……!?私の方が利益もあるし美貌もある……!!尚希さんの辛い気持ちも理解してあげられる!!
なのに、なんでその女がいいの……!?」
涙をボロボロと溢し大声で言う麗子さんに尚希は、優しく答えた。
「……利益とか、外見なんてどうでもいい。俺は、ただ捺海が好きなんだ。
だから……ごめん、お前の……麗子の気持ちには応えられない。
麗子の気持ちに気付いてやれなくて、ごめん。今まで沢山、麗子に酷いこと言った。こんな……俺を好きになってくれてありがとうな」
そう言って麗子さんに頭を下げた尚希。
「うっ…っ……」
麗子さんは、さらに涙を流し力が抜けたのか床に座り込んでしまった。

