「……なんで、なんでっ、その女なの!?なんで、いつもいつも尚希さんは私じゃなく利益も何もない女なの!? 私の方が、尚希さんといる時間も長くて一番に理解して想っているつもりよ!? こんなに……こんなにっ…好きなのにぃ…………」 「…………」 今……目の前にいる人は、一体誰だろう。 あたし達が、知っているあの強気で自信に溢れている女はここにはいない。 あたし達の目の前にいるのはー…… 強さも、自信もない、涙をボロボロと流す……弱い少女だった。