「……よかった?それ、本当に言っているの??本当っ……尚希さんは何も分かっていない。ずっと、そうだった。いつだって私の本当の気持ちに気づきもしない」 麗子さんの震える声に顔をしかめる尚希は、冷たい言葉を発する。 「ハッ?お前の気持ち??んなの知るかよ。俺は、お前が嫌いだ。顔も見たくねー」 そんな尚希にあたしは「ちょっと、尚希……そんな冷たく言わなくても」と裾を引っ張って言った。 「いいんだよ。こいつにはこんぐらい言わないと分かんねんだよ」 そうだとしても……麗子さんはー…………