「そうよ!!だって、その女……利益もない
ただの庶民じゃない!男たらしで……家庭は崩壊。母親は、直ぐに他界して父親はDV。
こんな女が、尚希さんといたら小野原財閥のイメージはがた落ちしてリスクを背負うだけよ!?」
この女……そこまで、あたしのこと調べてたの?って言うか、痛いとこつかれたなぁー……
いつものあたしなら、ムカついて言い返すけど今のはさすがにあたしも言い返せない。
だって、どれも本当のことだし。
麗子さんに、どう答えるか心配になったあたしは尚希をただ見つめる。
「……だからなんだよ」
「え……?」

